まぁやんでございます!

趣味や好きなことを中心に皆さんにご紹介できたらなと思い、書いています

振り子時計

振り子時計は皆さんご存じでしょうか?

 

こんな感じの時計

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これは柱時計というものです。

この写真の真ん中より下に見える、金色のものが振り子の錘(おもり)にあたる部分です。

 

この錘が左右に振れることで時計の針が進むような仕組みになっています。

 

振り子は小学校ぐらいでしたか、、、

実験された記憶はあるかと思います。

 

振り子の紐の長さを短くすば振りは早くなり、

逆に紐を長くすれば振りは遅くなる。

 

憶えていない方は、今一度やってみてください。

紐に石か何か錘になるものをくっつけて。。。

 

紐の長さを一定にすると、振りが大きくても小さくても、錘の往復する時間は

同じなんです。

 

この法則を発見したのが、かの有名な「ガリレオ・ガリレイ」です。

皆さん名前は知っていますよね?

 

ガリレオはピサの大聖堂に居たとき、天井から吊り下げられたランプが揺れている

のを見て発見しました。

 

この法則の発見方法も、自分の脈をとり時間を計って確認したそうです。

 

やはり天才はこういう事にも疑問に感じるんでしょうね、、、

 

「振り子が左右に1往復する時間は振りの大きさに関わらず一定」

 

これが振り子の等時性

 

これで針の進み方も一定になるんですね。

 

・・・?

 

でも振り子ってすっと待っていたら止まらない??

止まってしまいます。

 

振り子が止まってしまう大きな原因としては、「空気抵抗」というものです。

 

空気抵抗は何となく想像つくかと思いますので、説明は割愛します。

 

時計の振り子も例外ではなく、この空気抵抗がかかります。

では時計はなぜ止まらないのでしょうか?

 

これは脱進機という部分の働きによるものなんです。

 

脱進機とは何ぞや?

となりますが、話せば奥が深いので簡潔に言うと

 

この振り子にエネルギーを少し与えるような装置のことです。

 

ちなみに、機械式腕時計の中にもこの装置は組み込まれています。

しかも精度に関わる大事な部分なんです。

 

機械式時計のカチカチしている音がこの部分の働きによる刻音です。

 

まだまだ時計には様々な装置、工夫があります。